胃腸以外の消化機能を担う臓器の不調に対しても
血液検査や腹部エコー検査を中心に診断治療を行います。  
  《肝臓》 肝機能障害、ウイルス性肝炎 など  
  《胆嚢》 胆石症、胆嚢ポリープ、胆嚢炎 など
  《膵臓》 急性膵炎、慢性膵炎 など   




突然の腹痛を感じたら…
腹痛の原因は胃腸の不調によるものが大部分ですが、
胃腸周辺の臓器の悲鳴であることもしばしばあります。 

《胃腸関連》 急性胃炎、胃十二指腸潰瘍、機能性胃腸症、
       急性腸炎、急性虫垂炎、腸閉塞 など  
《胃腸以外》 急性胆嚢炎、急性膵炎、急性腹膜炎、卵管炎、
       子宮内膜症、子宮外妊娠、尿路結石症 など 

急激な発症で急速に悪化するものは、しばしばショック状態となり 
とても危険な状態に陥ることがありますので、
早めの受診、手当てが必要です。
 

消化器内科

Q 健康診断の腹部エコー検査で胆嚢ポリープを指摘されました。癌化が心配です。放置しておいてよいのでしょうか?
   A. 胆嚢ポリープも40〜50歳代を中心に最近増加傾向がみられます。
胆石は女性に多くみられますがポリープは男女差がありません。
胆嚢ポリープは、その半数以上がコレステロール系であり、
大きさが5mm以下で複数個ある場合はコレステロールポリープで
あることが殆どですので将来癌化する心配はありません。
単発で6〜10mmのものは 慎重に追跡していく必要があり、
単発で10mmを超えたものは、 CT,ERCP、MRCP,EUSなどの
精密検査を受けて方針を決定した 方がよいでしょう。
統計上20mm以上のものでは約80%が癌です。 
このように個数が少ないほど、また大きさが大きいほど
悪性の可能性が高くなりますので、症状の有無に関係なく
定期的な腹部エコー検査での追跡が とても重要になります。
   
Q 健康診断でC型肝炎のHCV抗体が陽性でした。これは過去に罹ったことがあるが今は問題ないということでしょうか?
   A. 違います。HCV抗体が陽性の意味は、確かに過去に感染した証ですが、 
その多くの方が現在も持続感染しており、ウイルス量やタイプ、活動度を
詳しく調べ、経過観察でいいのか、あるいは直ちに治療すべきなのかを、
HCVコア抗原検査 や核酸増幅検査(NAT) 、腹部エコー検査などで
決定します。


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