花粉症をはじめ、皮膚の痒み、湿疹、慢性鼻炎、
アレルギー性気管支炎、気管支喘息などの診療をいたします。
慢性の症状でお困りの方はアレルギー検査(血液検査)をおすすめします。

また食物アレルギーに関する検査、治療も行っています。
特定の食品に対し、下痢や腹痛、蕁麻疹や体調不良があり、
アレルギーではと疑っている方は是非ご相談ください。

 

アレルギー科

Q 花粉症は春先だけの病気と思うのですが、私は1年を通じて鼻炎で悩んでいます。何が原因なのでしょうか?
   A. 花粉症は春だけとは限りません。花粉の種類によっては
初夏に発生したり、秋口に鼻水やくしゃみが悪化したりします。
通年性アレルギー性鼻炎の場合は花粉症以外に
ハウスダスト、ダニ、カビ、ペットの毛など他の抗原による
アレルギーを併発している人も多いようです。
症状の悪化が屋外なのか屋内なのか、眼や喉の痒みの有無、
ピークの時期などで推察は可能ですが、原因が複数のこともあり
一度は血液検査でご自分の情報の確認をお勧めします。
   
Q 小さい頃から牛乳を飲むと必ず下痢になります。これも食物アレルギーの一種と考えていいのでしょうか?
   A. 大人になってからもいつも下痢になる状態が変わらない場合、
これはアレルギーではありません。この場合は 牛乳に
含まれる乳糖の消化に必要な分解酵素が欠落していることで
下痢症状が発生しており「乳糖不耐性」といいます。
アレルギー症状は免疫システムが関与して発生するもので、
口腔内の痒み、皮膚の痒み、蕁麻疹、鼻水、ひどい時は喘息や
アナフィラキシーショックという呼吸困難に陥ることもあります。
牛乳は卵と並んで食物アレルギーの代表的な食品であり、他にも
小麦、大豆、ナッツ類、魚、貝、海老、蟹などが挙げられます。
アレルギーの原因食品は血液検査でほぼ特定できます。
牛乳アレルギーは含有タンパクの「カゼイン」に対するものが殆どです。
乳幼児期に発症して、その多くは学童期頃に耐性が得られますが、
軽症例を含めると成人にまで持ち越す場合もあります。
牛乳アレルギーの方に注意していただきたいのは、急性腸炎などで
整腸剤を服用する時です。多くの乳酸菌製剤ではカゼインが含有されており
服薬は危険ですので、その場合は専門医療機関を受診してください。
   
Q 最近ブラジャーのホックと接触する場所がやたらとかゆくなります。
金属アレルギーでしょうか?
  A 今までずっと平気だったのに、ネックレスやジーンズのボタンの当たる所が
痒くなったりするのは金属アレルギーと思われます。特に発汗の多い時期は
肌の表面で金属がイオン化しやすくなるため、夏場に多いのが特徴です。
金属成分にニッケル、クロム、コバルトが含まれていると反応が出やすく、
その場合はチタンやセラミックを使ったアクセサリーに変えて対処します。
また、下着や衣類の場合は布製の絆創膏でカバーするか、厚めの布地を
縫い付けて直接接触しないように工夫してください。その他では
ビューラーやアイライナーの口金、ファンデーションの容器、携帯電話、
ハンドバッグや腕時計の金属部(クロム)、50円玉や100円玉(ニッケル)
などにも注意が必要となります。
   
 


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